点火タイミングとも呼びます。

大昔のクルマの点火はポイント式でした。

こんなやつですね、デスビ内にビスで固定されていました。

  当時一個450円くらいだった

これのポイントギャップ、接点の隙間を微妙に調整することでドエルアングルの調整をすることになります。

気筒数によって適正な目安のギャップは変わりますが、便利なドエルアングルテスターてのがあって、イグニッションコイルのマイナスと電源を取れば現在のドエルアングルを表示してくれます。

規定値にならなければポイントのギャップを調整し直します。

広すぎても狭すぎてもエンジンは始動せず、点火時期にも影響してきます。

正常値にセットしたらイニシャルの点火時期をデスビを回しながらタイミングライトで確認して合わせます。

で、ここまでしか出来なかったんですよ昔のクルマは

進角にはバキュームとガバナがあって

バキュームはデスビの脇に付いてるダイヤフラムが急激なアクセルONなどでポイントの台座を機械的に動かし進角させる機構

ガバナは回転数によってデスビ内の台座を遠心力で動かし進角させる機構、内部にはウエイトとスプリングが付いています。

進角の幅はデスビ内のポイントの台座の回転できる幅によって決まります。

昔のキャブターボのキット内にも進角幅を小さくするためのスペーサー入ってました。

こんなのを回転数、負荷、アクセル開度なんかで調整できるようになった技術には脱帽です。

しかもPCを使って。