点火時期は進め気味にすると調子が良くなる領域があります。

特に体感出来やすいのは低中速域

ターボ車ならブーストがかかり始めるくらいの付近までを特に進め気味にしていくと言うのがセオリーですが、進めすぎるとノッキングが発生してしまいます。

低負荷域でのノッキングは致命的なダメージには至らない場合が多いですが、高回転・高負荷時のノッキング・デトネーションはエンジンブローに直結します。

そうならない為に点火時期を適切な値ににしていく事がチューニングカーにとってはとても重要になります。

圧縮比が高めなエンジン、高過給をかけるターボ車、低速からビンビンに立ち上がる小型サイズのターボ車などは要注意です。

点火時期が適切でない状態(この場合は進み過ぎ)でA/F計のみを信じて全開走行を続けてしまうと最悪の場合エンジンがブローします。

棚落ちだけでは済まず、ピストン頭部や燃焼室が溶けシリンダーにも致命的な傷が入ってしまうケースもあります。

セッティングには欠かせないA/F計ですが、点火時期が適切でない状態でも許容範囲内の数値を表示する事があります。

なので所々でスパークプラグの状態や燃焼室の状態を確認しながら詰めていった方が良いです。

すでに何度も経験のある車種と仕様であれば省いても良い工程ですが、最終的にプラグの焼け具合を確認するくらいのことはやっておいても良いかなと思います。

次回に続きます